northernfarm’s diary

ノーザンファームの採用担当者が新入社員の成長過程や、会社行事、イベント事を紹介していくブログです。競走馬の仕事に興味のある方、将来北海道の牧場で働いてみたいと思う方に見ていただけたら幸いです。

ノーザンファームしがらきからこんにちは

こんにちは。しがらき総務担当のYです。

日本ダービーではレイデオロ勝利し、幸運なことにノーザンファームが3連覇を達成することができました。

しかしながら、しがらき滞在馬でいうと、スワーヴリチャードが2着に負けてしまい、悔しい結果となりました。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ノーザンファームで生まれた馬は、早来と空港に分けられ、馴致を経て初期調教を行います。

その後、トレセン入厩に向けて、主に関東所属馬は天栄へ、関西所属馬はしがらきへ移動します。過去3年のダービーの結果を見てみると、

2015 ドゥラメンテ 早来-しがらき

2016 マカヒキ   空港-天栄

2017 レイデオロ  空港-天栄

3連覇といっても、このように経由してきている場所は異なります。お互いがライバル意識を持って、来年こそはと牧場内で競い合っているこの環境が、今のノーザンファームの原動力でもあります。

ただし、競い合っているといえど、そこは同じノーザンファーム。もちろん、ダービー翌日にはしがらきスタッフみんなで祝勝会を開き、レイデオロ勝利を讃えました。

 ノーザンファームでは、馬が各拠点を経て成長していくように、人も各拠点での馬づくりを通して成長できる環境づくりを目指しています。

 動画ギャラリーでも紹介されている彼は、まさにその環境の中で成長しているスタッフの一人です。

乗馬未経験から入社し、騎乗未経験者研修プログラムで競走馬術の基本を修得し、北海道での初期調教に携わった後、しがらきへ異動し、現役馬の調整に携わりました。 

 今はその経験を北海道へ持ち帰り、再度初期調教に携わっています。各拠点での馬づくりを経験したことで、初期調教から現役馬の調整まで、一貫した馬づくりができる人材として、今後の活躍が期待されます。

現在しがらきでも、騎乗未経験者研修プログラムの修了者が活躍しています。

次回はこの修了者の様子をご紹介したいと思います。