BOKUJOB2019
こんにちは。新元号『令和』を迎え、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
ノーザンファーム早来事務所のYです。
今回は企業説明会のご案内をいたします。
ノーザンファームでは毎年、安田記念・宝塚記念の開催週にそれぞれの会場で「BOKUJOB2019」という牧場を対象とした企業説明会に出展しています。
BOKUJOBメインフェアは、生産牧場や育成牧場が多数出展し、競走馬の牧場で働くことに興味がある方々へ向けて、個別にどのような仕事をしているのかを聞くことができる交流の場となっており、例年多くの方が来場しています。
牧場の仕事といっても、繁殖牝馬の管理や仔馬のお世話をする「生産(繁殖)スタッフ」、馬に乗り調教する「調教スタッフ」をはじめ、獣医師、装蹄師、農事、営業、総務など多岐に渡って職種が存在するので、興味を持っている方にはぜひ参加していただきたいイベントです。
牧場で働くことに関心のある方だけでなく、保護者、付き添いの方も同伴で話を聞くことができ、生徒、学生、転職希望者、保護者、進路指導担当教諭の方々など、どんな人でも参加可能です。
“企業説明会“と聞くとスーツで硬い感じをイメージしますが、普段着で来場しても大丈夫です。 ノーザンファームの担当者も参加しますので、ぜひ気軽に足を運んでいただければと思います。
詳しくは下記日程をご確認ください。
当日は皆様のご来場を心よりお待ちしております。
それでは、また次回の更新でっ‼
【BOKUJOB2019メインフェア】
日時/2019年6月1・2日(2日間)
両日とも10:00~15:00
※参加費は無料です。ただし、競馬場入場料200円が必要となります。
【BOKUJOB2019関西フェア】
日時/2019年6月22・23日(2日間)
両日とも10:00~15:00
※参加費は無料です。ただし、競馬場入場料200円が必要となります。
※「ノーザンファームしがらき」の名前で出展しています。
ファームステイ修了式
放牧地の雪も溶け、待ち焦がれていた春の訪れに、何だか心浮き立つ今日この頃。
ノーザンファーム早来事務所のYです。
なかなかブログの更新ができず、久しぶりの投稿となりました。
今回は騎乗未経験者研修プログラムの修了式の話題をご紹介したいと思います。
騎乗未経験者研修プログラムとは、乗馬経験が浅い方や未経験の方を積極的に受け入れ、12ヶ月程度で競走馬に騎乗できる技術者を養成するプログラムです。
専任のコーチが実践に即したカリキュラムをもとに指導し、1年間かけて騎乗技術だけでなく馬の手入れやケガなどの治療方法を学ぶことができます。
研修最後の関門となる卒業試験に合格すれば、晴れて調教スタッフとして採用の運びとなります。
私自身、競走馬の牧場は幼いころから馬に携わっている人ばかりが働いている業界だと思っていましたが、実際に入ってみるとそういうわけでもなく、未経験で入社した人が多かったことには驚きました。
2018年度の研修生は4人。
それでは、3月に行われた卒業試験の様子を少しだけご紹介します。
1年の成果を見るため、調教厩舎の主任や厩舎長、指導に携わった方々が沢山見学に訪れました。
試験終了後、見学に来た主任から「未経験で来たのに1年でこれだけ乗れるようになれたのは立派だね」と一言。
研修生にとっても、指導員にとっても1年間である程度のレベルまで達成するのは大変なことだけに、この主任の一言にみな心が救われたように感じました。
そして、結果は全員合格!
研修生の喜ぶ姿は初々しく微笑ましい光景でした。
合格理由としては「まだまだ技術は未熟だが、それぞれが上手くできなかったことに対してすぐに気づき修正することができたから」ということでした。
晴れて4月からノーザンファームの一員として社会人デビューとなり、馬乗りとしての技術もそうですが、1人の大人としてもっともっと成長する姿を期待しています。
実はこの世代は「騎乗未経験者研修プログラム」の最後の卒業生。
この4月からは「騎乗契約社員」という名前で生まれ変わりました。
詳細は下記リンクの公式ホームページ採用情報をご確認いただければと思います。
http://www.northernfarm.jp/application.html
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
それでは、また次回の更新でっ‼
【写真/騎乗未経験者研修プログラム修了式】
【写真/新入社員集合写真】
ノーザンファーム新年会
平成最後の年を迎え、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
ノーザンファーム早来事務所のYです。
更新が遅くなりましたが、今回は毎年ノーザンホースパークにて行われる「ノーザンファーム新年会」についてお話しさせていただきます。
正月休暇中のスタッフもいる為、全員とまではいかないものの、家族も一緒に参加できるとあって大勢が出席するイベント。
年始の挨拶のタイミングとしても絶好の場なので、個人的にとても重要なイベントでもあります(笑)
まずは昨年末の重賞勝ち馬の生産と育成を担った各厩舎への表彰からスタート。
ノーザンホースパーク特製G1ケーキは宴の終盤にスタッフに振る舞われます。
そして代表・吉田勝已より昨年の総評と今年の目標が発表されました。
2018年のノーザンファーム生産馬の成績(JRA)は、勝利数、勝率、勝利頭数、収得賞金と過去最高の成績を残すことができました。
JRA賞も年度代表馬のアーモンドアイ号を筆頭に数多く受賞し、年間G1勝利は過去最多の16勝。
また、ホープフルステークスの勝利で通算JRAG1完全制覇となり、記録ずくめの年となりました。
さらには3つある2歳重賞全てを勝つことができたこと、少し前は夢でしかなかったことが現実になっている状況を踏まえ、「自分たちが日々接している馬たちが世界で活躍するんだという実感を持って仕事に取り組んでほしい。この血統がやがて世界に広がるという目標を持ってこれからも歩んでいきましょう!」という強いメッセージがありました。
生産・育成・マネジメント部門が一丸となって、自分たちが関わる馬が世界の競馬を盛り上げ、日本を明るくする…。遥か遠くにあると思われていた夢は、決して届かないものではありません。牧場の理念でもある「世界に通用する馬づくり」を胸に、スタッフ一同日々精進し、地道に、謙虚に人としても成長していきたいと思っております。
4月からは新たな仲間も加わりますので、
ぜひ一緒に成長していければと考えております。
終始和やかな雰囲気で新年会も進み、子ども向けの賞品もたくさん用意したBINGO大会、
ノーザンホースパークスタッフ&ノーザンファームスタッフのキッズによる「いいねダンス」の披露もあり、大いに会場を沸かせてくれました。
パークスタッフの皆さんはこのようなイベントの際、細かな要望にも応えて盛り上げてくれるのでとても感謝しています。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
それでは、また次回の更新でっ‼
2018年大忘年会
こんにちは。ノーザンファーム早来事務所のYです。
先日、登別温泉「ホテル万世閣」にて2018年を締めくくるべく「ノーザンファーム・ノーザンホースパーク・レイクヴィラファーム合同大忘年会」が行われました。
(ちなみに福島県のノーザンファーム天栄、滋賀県のノーザンファームしがらきは、それぞれ各地で行います)
旧・社台ファーム時代から行われている大忘年会。
社員のほかパートさんも参加できるとあって年々参加者も増え、今年は総勢612人を3班に分けるほどの大イベントとなりました。
スタッフそれぞれ自家用車や送迎バスに乗り込み登別へ向けて出発!
道中は天候の関係で景色を楽しむことはできませんでしたが、新入社員からベテラン社員まで和気あいあいと会話を楽しみました。
設備の整ったホテルに到着すると、おのおの温泉やプール、ゲームコーナーなど楽しい施設を満喫。
日頃の疲れを癒しました。
そして、いよいよ忘年会!
冒頭、代表・吉田勝已より「12月1週目を終えた時点で、昨年の牧場生産馬JRA勝利数592勝を超えることができました。これもスタッフ皆が一丸となって日々頑張ってくれているお陰です」と、全員に対して労いの挨拶がありました。
代表のスタッフを信じ、思いやる気持ちが牧場や競馬界の発展に繋がっているのだと改めて感じました。私もノーザンファームの一員として、新たな目標を一つずつクリアしていきたいと思います。
そして、「乾杯!」
の号令とともに、忘年会スタート‼
美味しい料理や飲み物に舌鼓。
今回は、北海道のテレビなどで活躍する特別ゲストによる司会進行もあり、毎年恒例の〝大じゃんけん大会″や〝ビンゴ大会″〝クイズ大会″などの余興も、例年以上の盛り上がりをみせました。
忘年会は毎年持ち回りで、今年はノーザンホースパークが担当。
きめ細やかなサービスや演出は「さすが!」と思わせるプロの仕事でした。
来年もまた、仲間の笑顔がたくさん見られますように!
そしてチーム一丸となって、日本の競走馬のさらなる活躍に貢献していけるように頑張ります。
それでは皆さま、良いお年を!
新人教育を担当しているMです
こんにちは。新人教育を担当しているMです。
今週末はいよいよドバイワールドカップデーということで、
当牧場の生産馬も6頭が出走を控えています。
近年はドバイでのレースに参戦し、活躍する馬も多くなり、
日本馬が世界的にも注目される時代がやってきました!
ドバイ首長国連邦が位置する「中東」と呼ばれる地域は、
馬券の発売は無いそうですが、勝ち馬を予想する「くじ」はあるそうです(笑)
私が学生時代に翻訳した“فرسنامه”(馬の書)というペルシア語で書かれた書物は、
中世ペルシアで書かれた、馬の管理方法に関するバイブルなのですが、
その中に「賭け事ダメ!でも競馬はOK」という記述がありました。
ギャンブルが禁止されているのにここまで競馬が発展するということは、
イスラーム教徒の中でも馬は特別な存在だったのでしょう。
聖典クルアーンの中にも「進撃する馬」という章があるくらいですからね。
前置きはさておき…
5月のブログで紹介した騎乗未経験者研修プログラム(通称:ファームステイ)
の卒業試験&卒業式が先日行われました。
昨年4月に入社してきた時には、馬に触ったこともなかったのに、
現在は引退した競走馬を自由自在にコントロールできるまでに成長しました!
毎日見ている指導者からすると「まだまだ全然足りないな~」と感じるところも
あるのでしょうが、1年間という限られた期間でここまで成長できたのは、
指導者の熱血指導とファームステイ1人ひとりの努力の結果ではないでしょうか。
この春から試験に合格したファームステイが配属される育成厩舎のスタッフも
試験を見に来て、緊張感漂う中、卒業試験が実施されました。
以下、卒業試験の様子を載せておきます。
4回の卒業試験を経て、11名のファームステイが無事合格し、
春からノーザンファームの騎乗スタッフになることが決まりました!
ファームステイの卒業式には、吉田勝已代表・吉田俊介副代表、
各牧場の場長をはじめ指導に携わったたくさんの方々が
出席してくださいました。
卒業証書は勝已代表が1人ひとり手渡しで渡していただき、
最後には代表・副代表からも祝辞をいただきました。
指導教官から一言!
卒業生代表から一言!
最後は記念写真も撮影し、無事1年間のファームステイプログラムを
締めくくることが出来ました!
大きな事故も無くこの日を迎えられたのは、技術指導者やノーザンファームYearling
の現場スタッフ、ノーザンホースパークのスタッフの皆様が日々ファームステイを
指導し、見守ってくれたおかげだと思っています。
本当にありがとうございました!
ファームステイ卒業生は、これからノーザンファームのスタッフとして、
「世界に通用する強い馬づくり」を目指して一緒に頑張っていきましょう!
生産の現場からお伝えします
こんにちは。生産部門1年目のIです。
寒い時期が続き、全く外に出る気がない私は今、編み物にはまっています。
編む前は難しそうと思いましたが、基本的な技法を覚えてしまえば、
簡単に編むことができます。今は縄編みに挑戦中です。
最後まで編み上げた達成感を味わいたいがためにちまちま作成中です。
今回は生産部門で行う当歳チェックについて紹介したいと思います。
まずサラブレッドの赤ちゃんについて少しご説明します。
小さくてものすごく可愛い!!
母馬の体重は約500kgに対して、産まれたての赤ちゃんの体重は約50kgと
成熟しているお母さんに比べてとても小さいのですが、
2か月経つと、、、
どん!!大きい(笑)
なんと2か月も経つと100kgを超えちゃうんです。
産まれたときよりもむっちむちのムッキムキになり高さも出てきました。
私はこのむちむち感がたまらなく好きでずっと触っていたいです。
特にお尻はむちむちの宝庫です。
話がそれましたが、このように当歳の成長はとても早いため
様々な変化を起こしやすく、
常に注意して観察し、変化に気づいて処置しなければならないのです。
このようなチェックを通じて仔馬の変化をスタッフ間で確認したうえで、
その仔馬にはどのような処置が合うかを話し合い、実際に施してみて、
その後変化があったか経過をみることです。
なんて言っていますが、この当歳の変化に気づくことが難しい!!
そのうえその当歳がどのように成長するか予想して処置するなんて
もっと分かりません!!
なので将来的にノーザンファームの生産部門に入りたいとお考えの方が
いらっしゃいましたら、一緒に勉強していきましょう!!
それでは最後に当歳たちの可愛い写真で終わろうと思います。
草にまみれてお尻しか見えない当歳
顔しか見えないバージョン
当歳の成長が楽しみです。
生産のお仕事に興味を持った方は、ぜひインターンシップに来てみて、
仔馬たちの成長をご覧になってください。
しがらきからこんにちは~PARTⅡ~
こんにちは。前回に引き続きしがらきの総務担当Yです。
前回の冒頭でダービーについて触れましたが、その翌週の安田記念ではサトノアラジンが念願のGⅠ勝ちを収める事ができました。
http://www.northernfarm.jp/staff_2.html
社員インタビューのページで紹介されている彼は、そのサトノアラジンがしがらきで休養する際に調整に携わるスタッフの1人で、騎乗未経験者研修プログラム修了者です。
喜びも一入だったようです。
しがらきには他にも多くの修了者が活躍しています。今回は、その中でも北海道で基礎を積み異動してきて間もない若手スタッフの様子をご紹介します。
基本的には、他のスタッフと同じように厩舎作業や騎乗が主な仕事です。先輩たちに教わりながら、どんどん仕事を覚えていきます。
VTRで当日の自分の騎乗ぶりや先輩の騎乗ぶりを振り返ることもできます。
目つきは真剣そのもの。
仕事が終わると、ほぼ毎日先輩スタッフの指導のもと乗馬を使った練習会が開かれています。
ときには、調教コースを使った練習もしています。
仕事中に感じた課題や、練習したいことを相談しながら取り組んでいます。
若手スタッフの多くは、牧場内にある寮で生活をしています。
夕食後に寮にある木馬で練習している姿も時々見ます。
このように、騎乗未経験であっても、研修プログラム修了後も、働きながら技術向上を図るチャンスはいくらでもあります。ここで登場したスタッフも、前回紹介したスタッフ同様、今後の活躍が期待されるスタッフ達です。
ノーザンファームでは彼らに続く新しい力を募集しています。騎乗経験がなくても、馬が好きな方であれば、ぜひチャレンジしてみてください。お待ちしています。